馬の自然な歩き方は普通3つに分けられます。すなわち常歩、速歩、駈歩(特に駈歩の速度の速いものを襲歩といいます)です。この他に特殊な歩法として片方の前後肢を、ちょうど小学1年生が緊張して行進するときに見られるように、同時に動かす側対歩等があります。
常歩 (なみあし)
速度は普通1分間に110メートル位で、これは時速6.6kmにあたる。人間の通常の歩く速度は時速4kmだから、人間よりかなり速いことがわかる。活発に歩かせなければ、これよりずっと遅く歩くが、活発に歩かせないと本来の正しい動きをしない。四肢の動く順は(1)右後肢 (2)右前肢 (3)左後肢 (4)左前肢の4ビートで、頭、頸を左右、上下に大きく動かして歩き、騎手の腰は前後に揺れ動くが、上下動の反撞はない。
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速歩 (はやあし)
速度は普通1分間に220メートル位である。四肢の動く順は (1)右後肢と左前肢 (2)左後肢と右前肢が対になっての2ビートで、頭、頸の動きは小さいが、弾発がある歩法で上下動の反撞は大きい。
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駈歩 (かけあし)
速度は普通1分間に340メートル位である。常歩、速歩は左右対称の動きだが、駈歩は左右不対称の動きで、左右の駈歩がある。四肢の動く順は左駈歩では (1)右後肢 (2)左後肢と右前肢 (3)左前肢で、3ビートの動きである。頭頸が上下、前後に大きく動き、跳躍した歩法で前後、上下に大きくうねる反撞である。駈歩を無理に遅くすると4ビートの正しくない動きとなる。障害飛越競技では350m/分で、総合馬術競技のクロスカントリーでは550m/分で、駈歩の速度が増した襲歩では、1000m/分以上にもなり、4ビートの動きとなる。
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